▶クローン【起動編】


クローン作製後にして欲しい5つのこと

①オフにしたセキュリティを戻す

②「同期の問題」を解決

③更新プログラムをチェック

④再起動

⑤製品登録やSSD管理アプリのインストール

①オフにしたセキュリティを戻す

クローン作製前にオフにしたセキュリティをオンにしてください。基本的には再起動をかけると自動的に「オン」になります。念のため通知領域の「隠れているインジケーターを表示します」からセキュリティのアイコンをクリックしてセキュリティの状態を確認してください。

オフにする時と作業は同じで、かつ各メーカーによっても画面が異なるので、細かな説明は割愛させていただきます。

②「同期の問題」を解決

1.MSアカウントを取得していない場合やローカルアカウントなどで利用している場合など一部の場合を除いて、「One drive」のサービスを利用しているパソコンは、再起動したときに、このように「同期の問題」が表示されることがあります。その時は↓の赤枠内の「2件の同期の問題」をクリックします。

2.エクスプローラーが起動してきます。赤枠の「Onedrive」をクリックします。

3.「個人用 Vault」を選択して「Delete」を押して削除してください。

4.すると削除されますが、すぐその場で「個人用 Vault」が復活してきます。すると以降は「同期の問題」は出なくなります。

③更新プログラムをチェック

1.「Windowsロゴキー」をクリックして設定を開く方法でもOKです。

クローンの作成前に更新プログラムを確認して、最新の状態にしてからクローンの作成をおすすめしていますが、念のため確認をしておきましょう。

2.「更新プログラムをチェック」をクリックして更新プログラムがないか確認しておきましょう。

④再起動

※「シャットダウン」ではなくきちんと「再起動をする」を選択してください。

「シャットダウン」した時と「再起動」した時とではWindows 10の終了時にパソコンへ保存されるデータがに違いがあります。

 

Windows 10では「高速スタートアップ」機能がデフォルトで有効になっているため、終了時に「シャットダウン」を選択すると高速スタートアップが有効のまま電源がオフになるため、その後起動する際の動作に違いが生じます。

 

 高速スタートアップとは、シャットダウンする際にパソコンののシステム情報をファイルに保存することで、次回起動する際に、素早く起動するための機能です。あらかじめ保存されたデータが起動時に読み込まれることで問題が起きる場合があるため、アプリの削除やトラブルが発生した場合には高速スタートアップを利用しない「再起動」が推奨されています。


⑤製品登録やSSD管理アプリのインストール

SSDへの換装後は換装したSSDの製品をメーカーサイトで登録することで、所定の保証期間が有効になります。必ず製品保証を有効にするためにも各メーカーサイトで製品登録を済ませるようにしてください。

 

また、SSDの更新プログラムやメンテナンス、状態確認するためにも、やはりメーカー各社が用意しているユーティリティ(メンテナンスアプリ)をインストールして時々状態をチェックすることをおすすめします。

オススメSSDに各メーカーサイトのURLやアプリダウンロードのリンクを可能な限り用意しました。こちらを参照いただくとスムーズに登録、インストールできると思います。


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